(写真・記事元:superluchas.com Apolo Valdes)
メキシコにおけるルチャリブレの活動は3月から停止している。無観客興行を開催する危険を冒しているのは少数のプロモーターであり、そのほとんどが政府の支援を受けていない。そのことから、ルチャリブレ協会の代表を務めるファンタスマは、興行再開に向けて行政に支援を求めている。
ファンタスマは、メキシコシティにおける無観客興業の再開は伝染病危険信号が黄色に変わるまで開催できないと発表した。しかし、現在メキシコシティの信号はオレンジであり、赤信号に戻る可能性が高いことから、興行の再開は当分先のように見える。
このような現状で、ミゲル・イダルゴ区長が、今週水曜日から区はデポルティボ・プラン・セクセナルにて、無観客興行のストリーミング配信を計画しており、ファンタスマは政府の支援を受けて興行再開を承認してもらい、いくつかのプロモーターが活動を再開できることを期待しているという。
ファンタスマはMás Luchaのインタビューに対して、「もし区長が行政に対し、活動再開に向けた支援要請のサポートをしてくれるのであれば、我々はその時のために準備をする。マスクをする、ソーシャルディスタンスを確保するといった防疫措置を我々は既に覚えている。必要な措置をとることで、我々はもう活動を再開することができると思う。」と答えている。
ファンタスマは無観客興行の開催を承認せず
先週、CMLLが無観客興行を開催する、また、それは今後の興行開催のための試験である、という噂が立ったが、メキシコシティのルチャリブレ協会の承認は一切得られていなかったという。
現在、AAAはSix Flagsの駐車場にてドライブインルチャリブレ興行開催の承認待ちである他、CMLLは無観客興行の開催に向けて準備が既に整っているという。
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