(画像・記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)
WWEは他団体と協定を結ばないことでよく知られているが、数年前から日本市場に興味を示しており、日本のプロレス団体との同盟関係を結ぼうとしているという。
WWEはNXT所属のチャーリー・デンプシーを前日本プロレスリングの三冠ヘビー級選手権に派遣している。この一歩は、WWEが日本のプロレスシーンに興味を示していると理解されており、全日との同盟の可能性が浮上している。
ちなみに、非常に少ないケースではあるが、WWEはこれまでにも所属選手を他団体の大会に派遣したことがあり、記憶に残っているものとしては2023年1月に中邑真輔がNOAHの大会で試合に出場している。
WWEが日本のプロレス団体との同盟を目指している?
Wrestling Observer Newsletterの最新情報によると、日本市場への参入はトリプルHといった重役らの保証と、ニック・カーン氏の承認を得たうえでの広範な戦略の一部であるとのことだ。
目標は日本とより強固なコネクションを築くことであり、全日との連携は中嶋勝彦といった注目を集めるスター選手らをWWEの大会に出場させるチャンスも含まれているという。
さらに、同様のコラボレーションで女性選手団を派遣するためにWWEとSTARDOMの間での協定の可能性についても期待が高まっている。過去にもこういった噂が流れたことはあったが、WWEは改めて日本市場に関心を示していることから、将来的に団体間で協定が結ばれる可能性が際立っている。
しかしながら、こういった動きがある一方で、WWEと新日の提携については疑問が残る。
WWEはこれまでにも新日との繋がりを築こうとしたものの、後者はAEWとの提携で成功を収めているため、WWEとの提携は難しいと考えられている。