(記事元:solowrestling.mundodeportivo.com 記者:Raúl del Hierro)
ドラゴン・リーは将来、WWEの顔となる偉大なホープの一人であり、デビューから1年未満にも関わらず、メインロスターとして試合を行うチャンスを与えられ、入団1か月未満でNXT北米王座を獲得した。
彼の出身地、リング上でのファイトスタイル、衣装は、多くのファンがドラゴン・リーがWWEの偉大なマスクマンであるドラゴン・リーが現役を退いた後のポストに収まるのではないかと、大胆に提起している。また、レイ自身も直近で行われたインタビューにて、ドラゴン・リーの中に自身を投影していることを認めている。以下が彼の発言である。
「ドラゴン・リーの中に若き日の自分を多く見るよ。彼のスタイルは非常に特有だ。勿論、メキシカンルチャリブレの伝統であるマスクを被っているしね。そのマスクというのはシンプルに被る以上のことを表現するんだ。変身させるんだ。我々の文化を、スポーツを表す確かな力を与えるんだ。」
「全体的に見て、彼にはハートと、リングに上り全力を出すという決断力がある。彼がリングに上るときに、いつもそれが見えるよ。私自身もドラゴン・リーがルチャドールとして、WWEの次の偉大なスーパースターになるというアイディアを支持するよ。もう時間が経つし。WWEでは複数のルチャドール達にチャンスが与えられたけど、ドラゴン・リーはその中でも優位に立っているよね。」
「もうドミニクを倒してNXT北米王座を獲得したから、彼がとても偉大な選手になるのはわかるよね。」
確かなのは、ここ20年間でWWEはレイ・ミステリオに匹敵するマスクマンを探そうとしてきたが、どんぴしゃりと手を打つことが出来ないでいた。シン・カラ、カリストまたはウルティモ・ドラゴンといった選手にチャンスが与えられてきたが、ドラゴン・リーこそ決定的となる選手になるかもしれない。